キュラコ、硝子のドレスを纏う。

hanawo.jpを始めるにあたり、共に紡ぐお相手としてまずアタマに浮かんだのが佐伯朋子ちゃんだった。

僕は、彼女の、見るとたちまち物語が現れるような絵が大好き。

undoandy

名刺やブログ等のアイコンにも使わせてもらっているコノ絵を頂いた日から、髪型、眼鏡、雰囲気などなど、コノ絵のようになりたいなあと願ってきた。

単に眺めるモノ以上のナニカとしてソノ影響を受け、写真を撮り、文を書き、日々暮らしている。

ソノ描き手である彼女と、花を題材に、絵、写真、文を作り、往復書簡のようなモノを紡いでゆく。これは hanawo.jpに欠かせぬコンテンツ。本人へ相談する前からソウ決めていたので、いまこうして本当に始められることがとても嬉しい and ホッとしている…。

さあさあ。佐伯朋子ちゃんからの一通目。絵も文も、いきなり素敵です。どうぞっ。

庭の花を
と思っていたのだけど
ふいに進んだ事があって

実は
今月の19日に入籍しました。

このラナンキュラ子は(学名ラナンキュラス)
それを祝って友人から贈られた鉢植えの
そのとき咲いていた二輪のうちのひとりでした。
でも私の不注意でちょっとだけ
先日見たらくったりしていたのです。全員が。
もうひとりのキュラ子とその子どもたちのつぼみちゃんも含めて。
ああああ、また、
私はこうして時々足元をおろそかにして
せっかく祝ってくれて、こんなに咲き誇ってたのにと、
またこうやってだめにしてしまう、と、
いろいろ調べて水が足りなかったことが分かり
しばらくしたらぴんぴん生き返ったので
ほっと一安心したけれど、
ひとりのキュラ子はやっぱりぽっきりしたままで、
泣く泣く、ぱちん、と鋏で。
オリーブオイルの瓶に挿したら
透明できらきらした新しいカラダをもらったみたいで
急にぱあっと顔が華やいだのでした。
カラダからでた気泡がぱちぱちしゅわしゅわ
硝子のドレスに水玉模様を描いている。

蛙の足した葉っぱの
ラナ(カエル)ンキュラス
きれいでしょうと自信ありげに鼻高々に。

一歩ずつ、大切に進むことを
まわりの人とまわりのコトを大事にして。
おろそかにしてしまったら、
もう一度、立ち返る。

それをキモに命じて。

キュラ子

佐伯朋子

Posted by undoandy
Category : 往復書簡
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